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世界最小の純血種
チワワをご紹介します。
上記掲載写真は、ドッグトレーニングRuteaの元看板犬“富士丸くん”です。
看板犬に就任後、お友だちを増やしつつ楽しい毎日を過ごしていました。
遊ぶの大好き、甘え上手な男の子。今は新しい家族のもと、元気いっぱい過ごしています。
チワワは世界最小の純血種
チワワは世界最小の純血種と言われ、「ポケット・ドッグ」と呼ばれることもあります。
確かにポケットにも入りそうな大きさ
テレビ番組などでも登場することが多く、皆様にもなじみの深い犬種ですよね。
ですが、チワワのルーツは謎が多く、実は起源や歴史はよくわかっていません。
様々な説がありますが、特に有力な説がこちら
ひとつは、もともとは中国にいた犬がスペイン人の貿易商によって新大陸に持ち出され、新大陸にいた現地の小型犬と交配して現在のチワワに至っているという説。
もうひとつは、中南米が発祥の地で、昔からいた「テチチ」という犬が祖先犬だという説。
この「テチチ」は死んだ人の魂を黄泉の国に導いてくれると考えられていたため、家族に死者が出た場合は死者と一緒に埋めて生贄とされていました。
また、犬を食用としていた歴史もありましたので、多くのテチチの寿命はあまり長いものではありませんでしたが、生きている間は僧侶や家族にとても大切にされていたようです。
中南米に古くからいたテチチと、中国からやってきた毛のない小型犬が掛け合わさってできたのがチワワの原点ではないのか?いうのが、現在もっとも有力な説になっているそうです。
ですが、登録されている原産国はメキシコです!!
チワワの毛色って何種類?
ところで、みなさんはチワワの毛色が何種類あるかご存知ですか?
実はコレといった規定があるわけではありません。
どの色でも何色入っていてもOKなのです。
よく見るのは
パーティーカラー・・・基本の毛色にプラス1色の柄が入る
トライカラ・・・被毛が3色以上入る
スポット・・・鮮明なまだら模様が入る
ブリンドル・・・全身にまだらのようなさし毛が入る
タンマーキング・・・眉のように両目の上にタンカラーが入る
でしょうか。
ちなみに、富士丸くんはブルータンという毛色になります。
ブルータンの子は禿げやすい!という話もありますが、遺伝的に起こる脱毛なので全く禿げない子もいます。
まあ、毛があっても無くても、可愛い!ということに変わりないのですが
チワワの主な性格として
小さく愛らしいチワワは、飼い主からたっぷり愛情をもらうことを何より喜び、飼い主に対して深い愛情を示します。
大きい目をウルウルさせてアピールする甘え上手な子たちです。
ただ、甘ったれなところがある反面、好奇心も旺盛で活発に動き回ります。
見た目の弱々しさから、つい甘やかしてしまう方も多いかと思いますが、「クラクション犬」という別名を持つほどよく吠えるようになる犬種です。
用心深く機敏なので、吠え声を利用しての番犬としても役立ちますが、警護能力はほとんどありません。
家庭犬として暮らしていくのであれば、吠えを抑えられるようなしつけを行った方が良いでしょう。
また、吠えて気が強いのかと思いきや、臆病な面もあるので、大きな音や環境の変化に怯えることも多々あり、小さい子供に構い倒されたり、追いかけまわされたりすると、自分を守ろうとして攻撃的な性格になりやすくなります。
・家に幼い子供がいる
・ほとんど家の中で過ごし、家族以外の人と接することが少ない
という環境で飼われていませんか?
もし、上記の環境で生活されている場合は
・チャイムや来客に吠える
・抱き上げようとしたら噛んできた
・怖がって外に出られない
・お散歩中に吠えてしまう
などの問題行動が出てくる可能性があります。
これはチワワに限らずどの犬種にも当てはまりますが、
・色んな音や物に慣らせておく
・知らない人、犬に慣らせておく
・足先、耳、お口等を触る練習をしておく
・急に触ったり抱きあげないよう、人間側も注意する
といったことを子犬のうちから徹底しておきましょう。
子犬のうちにやらなきゃ!と焦って間違ったしつけ方を行ってしまうと逆効果になる場合もあります。
慣らし方はその子の性格、行動パターンによって変わってきますし、特に怖がりな子、神経質な子は子犬の頃の経験からトラウマを作ってしまう場合もあります。
しつけ方が合っているか分からない・・・。
うちの子にはどういうしつけ方が合っているの?
と疑問に思っている飼い主様は、犬の訓練士に相談してみましょう。
チワワは甘えん坊な子が多く、セラピー犬として活躍している子もたくさんいます。
小さいうちから社会性を身に付けて、みんなから愛されるワンちゃんになりましょう。
チワワのしつけでお困りの飼い主様は、お気軽にご相談ください。