初めて子犬を飼われた方へ
子犬の成長過程で現れる問題行動をグラフにまとめました。
お家のワンちゃんはどのタイプですか??
現れやすい問題行動を理解し、その子に合った生活習慣を一緒に考えていきましょう
下記に表示されているグラフは、一般的な成長の過程を表したものです。犬種、性格、生活環境により異なる場合があります。
犬の噛み癖について
お世話をするのも大変に・・・
撫でてたら噛まれてしまった・・・
お散歩中に他のワンちゃんを噛んでしまった・・・
来客の方を噛んでしまった・・・
等々、楽しいはずのワンちゃんライフが、一緒に暮らすことが困難になる場合もあります。
ワンちゃんの性格、行動パターンから噛み癖の出やすい程度を調べましょう!
噛み癖が出るタイプA
かなり危険なタイプです。突然、噛みつくことが多々あり、日常生活に支障が出る可能性が高いです。
突発性激怒症候群やパニック障害などの脳や精神的な病気の可能性も考えられます。
すぐに訓練士か獣医師に相談しましょう。
噛み癖が出るタイプB
物欲や攻撃性が高いタイプのワンちゃん。
嫌なことをされた時、食器の上げ下げ時などに鼻にしわを寄せて唸って威嚇し、噛みつきます。
子犬の頃に自分の尻尾を興奮して追いかける、食事中に近づくと唸る、といった行動をする子は80%くらいの確率でこのタイプになります。
また、お家に小さいお子さんがいる場合も要注意です。1才までの間に、小さい子供に日常的に弄り回されたり、追いかけられたりすると強いストレスがかかり、人の手が近づくと唸って噛みつくようになります。
噛み癖が出ないタイプ
対人意識が薄く、物欲もそれほど強くありません。子犬の頃の甘噛みも、成長と共に減っていきます。
いかがでしたか?
お家のワンちゃんはどのタイプの子でしょう??
「うちの子、噛み癖が出そうなタイプね・・・。」
「噛み癖が出ないようにはどうすればいいの?」
「もうすでに噛まれてしまった。」
という方はお気軽にご相談下さい。その子に合ったしつけの方法をご提案いたします。
私がカミカミするのにはちゃんと理由があるの
甘噛みとは
甘噛みの理由として、歯が痒い、ストレス解消などがよくあげられますが、1番は遊びの延長であり、子犬のコミュニケーション方法です。
とはいえ、乳歯で噛まれるとかなり痛いですし、噛ませたままにしていると、どんどんヒートアップしてしまいます。
手を噛もうとしてきたら代わりに犬用のオモチャを噛ませる、テンションが上がって来たら一旦遊ぶのを止める、無視するなどの対処をしましょう。
無視しても甘噛みを止めない子であれば、叱って止めさせる方法がありますが、その子の性格や噛み方によって叱り方は変わります。
合わない叱り方をしてしまうと逆に噛み癖を強くしてしまう可能性もありますので、心配な場合は専門家に相談しましょう。
主な問題行動
遊んでいる最中に手を噛んでくる
ズボンの裾や洋服を噛んでくるなど
本気噛みとは
物欲が強く、特に食べ物が絡むと「取られたくない」という気持ちから噛みついてしまうことが多いです。
また、人に対して本気で噛む、唸って威嚇するワンちゃんは「噛めば人の方が諦めて止めてくれる」と考えている可能性があり、「飼い主より自分の方が立場が上」と思っている場合がほとんどです。
こういったワンちゃんは、ただ噛んだ時に叱るだけでは効果がなく、合わない叱り方をしてしまうことで余計に噛み癖を強くしてしまいます。
「どちらが立場が上なのか」を理解させ、人の指示に従えるように、トレーニングしていく必要があります。
噛み癖がついてしまうと、すぐに直すことはことはかなり難しく、何年もかかる場合もあります。
特に、中型犬以上は力も強く、万が一噛まれてしまうと、かなりの傷になる場合もありますので、 唸る・歯を当てる・興奮癖があるなどのシグナルが見られたら、訓練士や獣医に必ず相談することをオススメします。
主な問題行動
食器を取ろうとしたら噛んできた
寝ている横を通ろうとしたら急に噛んできた
来客を噛んでしまった
体を触っていたら急に噛まれたなど
噛み癖のしつけを行うと
機嫌が悪いと飼い主さんにも本気で咬みつく女の子の柴犬。
お家で自由奔放に育ち、他人はもちろん、ごはんの前後や自分の機嫌がよくないときは飼い主さんでも触ることができませんでしたが、生活環境を正すこととトレーニングで、噛みたい衝動を我慢することができるようになりました。
【しつけ・訓練前の動画】
【しつけ・訓練後の動画】
※この2つの動画には、音声が入っております。予めご了承ください。
本気の咬みつき癖をつけないためには、幼いころからその犬に合わせた環境で正しく付き合っていく事が必要です。
犬の性格や犬種の特徴を正しく見定めず間違った付き合い方で成長させてしまった結果、思いもよらない事故につながるケースもあります。
一度咬むこと覚えると、咬めば自分の要求が通ると思うようになり、その意識は訓練をしても完全に正すことは容易ではありません。
まずは本気咬みつき犬を育てないことが大切です。
犬の噛み癖でお困りの飼い主様は、お気軽にご相談ください。
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